令和6年度・第1回研究会(通算第28回)を「海洋・環境DNA・バイオ分析の新分野を拓く国産技術」をテーマとして開催いたしました。海洋の観測・計測のニーズの高まりの中、特に環境DNAとそれに関連したバイオ分析技術は発展の端緒にあると同時に、我が国発の技術が世界をリードしうると期待できます。今回の研究会では、主に当研究会および関連研究室のOBが活躍する国内企業様をゲストとしてお招きし、最新の成果と今後の取り組みを紹介していただきました。
令和5年度・第3回研究会(通算第27回)を沖縄県石垣島において講演会・フィールド見学会として開催しました。サンゴ礁生態系の中にある浅海熱水系として知られる竹富海底温泉をフィールドとし、小型船舶を用いてeDNAサンプラーなどの先端機器のデモンストレーションを行いました。また、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターで開催された講演会ではサンゴ礁保全に関するの国の指針や最新のサンゴ礁研究に関してご講演いただきました。参加いただきました会員企業の皆様、講師の皆様、そしてご協力頂きました国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターの皆様に厚く御礼申し上げます。
令和5年度・第2回研究会(通算第26回)を「スケール横断分析技術による新たな海洋センシング」をテーマとして開催しました。今回の研究会は「RC-105 分子認識材料・超分子デバイス研究会(代表幹事:南豪)」との共同開催として、令和5年度から開始された科学研究費補助金学術変革領域研究(B)「細胞から環境水へと繋ぐスケール横断分析」における分子認識技術などに基づいた新たな分析手法の実応用研究について、最新の成果とこれからの取り組みについて講演頂きました。また今回新たな試みとして業界最新事情を共有するためのHOT TOPICS紹介枠を設けました。参加いただきました会員企業の皆様、講師の皆様に厚く御礼申し上げます。
令和5年度・第1回研究会(通算第25回)を「持続可能な海洋利用のための技術開発」をテーマとして開催しました。今日、我が国の海洋資源の積極的な開発と海洋環境の保全の両立による海洋環境の持続的利用を目指して、内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)などのプロジェクトを含め、様々な研究開発が展開されてきています。今回の研究会では、特に海洋環境の保全と調査のための技術開発について、最新の成果と取り組みを交えてご講演をいただきました。また、久々の対面形式での情報交換会は、大いに盛り上がりました。参加いただきました会員企業の皆様、講師の皆様に厚く御礼申し上げます。
令和4年度・第4回研究会(通算第24回)を「光・レーザー技術の海中計測への応用」をテーマとして2023年2月14日(火)に開催しました。海中では光の減衰が大きいことから、遠距離の通信や地形調査には音響技術が用いられています。一方で、適切な光源波長や光源装置、光計測機器を導入することで、通信・計測への応用が可能になってきています。そこで、今回の研究会では、光を用いた海中での高速通信技術の現状と、分光技術を応用した新たな分析手法についてご講演いただきました。参加いただきました会員企業の皆様、講師の皆様に厚く御礼申し上げます。
令和4年度・第3回研究会(通算第23回)を「飛行艇型ドローン及び福島ロボットテストフィールド見学会」として2022年12月6日(火)〜12月7日(水)に開催しました。参加いただきました会員企業の皆様、訪問先の皆様に厚く御礼申し上げます。
令和4年度・第2回研究会(通算第22回)を「海洋にまつわる放射線計測」をテーマとして2022年11月2日(水)に開催しました。海洋環境における放射線計測に関わっておられる3名の講師をお招きし、関連テーマについてご講演いただきました。また、また研究会幹事からも最新技術動向について紹介させていただきました。久々の対面開催となった研究会に足を運んでいただきました会員企業の皆様、講師の皆様に厚く御礼申し上げます。
海を拓く現場計測研究会通算第21回、令和4年度・第1回研究会を「Innovative Platform Technologies」をテーマとして開催しました。今回の研究会では、米国において海洋観測プラットフォーム技術の研究開発に深く携わっておられるChris Kontoes氏(Del Mar Oceanographic)、Yi Chao氏(Seatrec Inc.)を講師としてお招きし、急速な進化と多様化を遂げつつある海洋観測プラットフォーム技術についてリモートでご講演頂きました。同時に日本におけるパートナー企業様にもご参加頂き、海洋観測プラットフォーム技術の最新事情についてご紹介いただきました。講演者の皆様、ご参加頂きました会員の皆様に篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
令和3年度・第4回研究会を「海洋と軽石」をテーマとして開催しました。今回の研究会では、海底火山噴火による軽石の発生と、その漂流・漂着の様子、さらにはそれによる様々な被害の発生と観測の実際について、主に福徳岡ノ場、西之島、トンガ等を例としてご講演をいただきました。また、エボシガイなどの付着生物の成長を利用した軽石の漂流経路の推定法など、幅広い視点からご講演頂きました。講演者の皆様、ご参加頂きました会員の皆様に篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
海を拓く現場計測研究会 令和3年度・第3回研究会を「マンガン団塊研究・開発の温故知新」をテーマとして開催しました。今回の研究会では、海底鉱物資源の中で最も古くから有望視されてきたマンガン団塊について、全く新たな微小マンガン粒に関するトピックス、開発に向けた具体的な取り組み状況、そして研究・開発黎明期におけるよもやま話まで、幅広くご講演いただきました。講演者の皆様、ご参加頂きました会員の皆様に篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
海を拓く現場計測研究会 令和3年度・第2回研究会を「環境DNA分析の今と未来」をテーマとして開催いたしました。近年盛り上がりを見せる環境DNA分析について、微生物から魚類対象とした分析まで、最新の情報をお伺いすることができました。講演者の皆様、ご参加頂きました会員の皆様に篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
海を拓く現場計測研究会 令和3年度・第1回研究会を「生物付着技術の最前線」をテーマとして開催いたしました。講演者の皆様には生物付着の実情と、それを解決するための新たな技術についてご講演頂きました。特に、発電所などでの生物付着の現状など、貴重なお話を伺うことができました。講演者の皆様、ご参加頂きました会員の皆様に篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
海を拓く現場計測研究会の今年度最後となります令和2年度・第3回研究会を「極域観測の今・未来」というテーマでリモート開催しました。極域研究の最前線に関わっておられる講師の皆様に、極域における観測の実際と将来展望、サロマ湖観測の現状と新たな観光砕氷船の就航、そして氷塊下をめざす探査機の開発の現場についてご講演いただきました。講演者の皆様、ご参加頂きました会員の皆様に篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
令和2年度の第2回研究会を、「海洋ゴミ・プラスチック研究と計測技術」というテーマでWEBリモート開催しました。海洋マイクロプラスチック、海洋ゴミの現状に関する最新の研究成果、さらには生分解性プラスチックの研究動向について、非常にわかりやすく講師の皆様にご講演いただきました。また、今回は非常に多くの方にご参加いただきましたこと、篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
令和2年度の第1回研究会を、「海洋計測の最前線2020」というテーマでWEBリモート開催しました。海洋計測の現状に関する認識を共有させていただくため、本研究会幹事を中心に、各専門分野における最先端の海洋計測の現状についてトピックスを紹介させていただきました。また、会員企業の皆様にも、現在の最新の取り組みや新商品などのプレゼンをいただきました。ありがとうございました。
令和1年度の第2回研究会を、「レアアース現場計測技術の新展開」というテーマで、東京大学生産技術研究所にて開催しました。今回の研究会では未利用の天然資源として大きなポテンシャルが確認されている「海洋レアアース資源」をテーマとし、その基礎から現状そしてその現場計測に挑む最新技術の展開に関する講演会を企画しました。今回は、海洋レアアース泥研究の最前線について、東京大学の中村謙太郎先生にお話を伺いました。また、全く新たな手法によるレアアース元素の現場計測を目指した最先端の研究について、東京大学の南豪先生、クレモン・ニコラさんに講演頂きました。
令和1年度の第1回研究会を、「地球深部に迫る極限海洋計測技術」というテーマで、清水港入港中の「ちきゅう」船内にて開催しました。今回は、防災・科学・資源調査に活躍する世界最大級の海洋研究船「ちきゅう」にまつわる計測技術について、JAMSTEC 許正憲上席研究員に解説頂きました。また国際海洋掘削プロジェクトと観測装置展開の現場について東京海洋大学の尾張聡子先生に紹介いただきました。講演会終了後は「ちきゅう」の見学会を行いました。
平成30年度の第3回研究会を、「SIP第2期 革新的深海資源調査技術について」というテーマで、海洋研究開発機構(JAMSTEC)東京事務所にて開催しました。SIP第1期「次世代海洋資源調査技術」における水深2,000m以浅の海底熱水鉱床を主な対象とした成果を活用し、SIP第2期ではこれらの技術を段階的に発展・応用させ、基礎・基盤研究から事業化・実用化までを見据え、2,000m以深での深海資源調査技術、回収技術を世界に先駆けて確立・実証するとともに社会実装の明確な見通しを得ることが計画されています。今回は、JAMSTECにおいて実際にSIP第2期のプロジェクト全体および深海資源調査技術・生産技術に関わっておられる、後藤真也ユニットリーダー、吉梅剛ユニットリーダー、宮崎英剛グループリーダーにお話を伺いました。SIP第2期の全体像から、新たなAUVを用いた調査技術の展開、そして未だ未知の点も多いレアアース泥の生産技術などについて貴重なお話を伺うことができました。
「新たな海洋計測のデザイン」をテーマにして、先端深海観測技術研究会の平成30年度第2回研究会を東京大学生産技術研究所で開催しました。東京大学生産技術研究所の野城智也教授のイノベーションプロセスに関する講演から始まって、RCAxIIS Tokyo Design Lab(通称、デザインラボ)の様々な活動と、その中のユニークな研究プロジェクトの一つである大規模海洋観測プロジェクトOMNI(Ocean Monitoring Network Initiative)を、デザインラボのマイルス ペニントン教授とクリスチャン フェルスナー特任研究員が紹介しました。参加者には実際に試作、試験している装置の実機を見て触っていただきながら、デザインラボならではの研究方法やアプローチが示されました。また、その他のデザインラボの活動紹介のため、展示スペースに移動して、実際のプロトタイプやデモンストレーションをご覧いただきました。
RCAxIIS Tokyo Design Labウェブサイト
先端深海観測技術研究会の平成30年度第1回研究会を東京大学生産技術研究所で開催しました。平成30年度初回の研究会となる今回は、平成30年度に公募された文部科学省海洋資源利用促進技術開発プログラム「海洋情報把握技術開発」に採択された3課題の課題代表の先生方を講師としてお招きし、これから始まる5ヶ年の研究計画などを本会会員の皆様にご紹介いただきました。
「ポスト海中観測へのパッションとファッション」をテーマにした、第3回先端深海観測技術フォーラムが開催されました。
先端深海観測技術研究会の平成29年度第2回研究会をシェラトン沖縄サンマリナーリゾートで開催しました。今回は特別イベントとして、沖縄科学技術大学院大学(OIST)、琉球大学・瀬底研究施設の見学会も実施しました。
先端深海観測技術研究会の平成29年度第1回研究会を東京大学生産技術研究所で開催しました。 今回は「海洋観測技術のフロンティアを探る研究会」との共催イベントとして行われました。
「日の丸海中調査産業。グローバル化?ガラパゴス化?」をテーマにした、第2回先端深海観測技術フォーラムが開催されました。
第2回先端深海観測技術フォーラム(高知大学ウェブサイト)
先端深海観測技術研究会の平成28年度第2回研究会を東京大学生産技術研究所で開催しました。
先端深海観測技術研究会の平成28年度第1回研究会を東京大学生産技術研究所で開催しました。 今回は「深海観測センサーオーバービュー」をテーマにして、研究会幹事による講演、会員企業様からの事業・技術紹介、深海観測センサーに関する討論が行われました。
「海底鉱物資源開発時代に向けて深海調査技術産業化を考える」をテーマにして、第1回先端深海観測技術フォーラムが開催されました。
第1回先端深海観測技術フォーラム(高知大学ウェブサイト)